怪談(映画)/黒木瞳、井上真央

ホラー映画のような恋愛映画っぽいのがこの「怪談」。
元は、三遊亭円朝の怪談落語『真景累ケ淵(しんけいかさねがふち)』。

ストーリー

ずっと、ずっと、ずっと、あなただけ。

出会ってはならない、愛し合ってはいけない運命の二人。深く激しい愛が巻き起こす陶酔と戦慄の物語。
若く美しい男、煙草売りの新吉。艶やかで凛とした三味線の師匠、豊志賀(とよしが)。
江戸の街で出会い、燃えるような恋に落ちたふたりは、実は親の代から続く不思議な縁で固く結ばれていたのだった。
ところがある日、若い弟子・お久と新吉の目配せをみた瞬間、豊志賀の心に嫉妬の炎が点り始め、新吉と言い争ううちに美しい顔に傷を負ってしまう。傷は治らず大きく腫れ上がり、やがてかわり果てた姿で豊志賀はあの世へ一人寂しく旅立ってしまう。
新吉に残されたのは「この後女房を持てば必ずやとり殺すからそう思え」と怨みのこもった遺書だった。

面白いか面白くないかと言われると面白いかな。
怖い映画は嫌いだけど見れた。
映画の内容よりは黒木瞳をはじめ、井上真央など目の保養になる女優陣がそろってて良かった。

恋愛とホラーをあわせたような作品なので
「ホラー映画を観たい」ならオススメはしないです。
とは言え、それなりにビクッとしてしまう箇所はあったかな。

怪談

こっからさきは、ネタバレになるかもしれないです。

この「怪談」って映画にはいくつかよくわかんないトコがあった。
「井上真央ちゃんが何で幽霊になるの?」ってね。

「怪談」という映画の中で、
黒木瞳と一緒になった尾上菊之助に好意を抱いた井上真央ちゃん。
で、尾上菊之助が中途半端な態度を取るから嫉妬して、喧嘩して怪我をしてしまった黒木瞳。
喧嘩相手はその尾上菊之助。看病をやってたけどその怪我が悪化していく一方。
その看病に疲れたのか
「一緒にいると二人ともダメになる」的なコトをいって井上真央と江戸を出ると。
なんやかんやで黒木瞳が死んじゃって「他の女と一緒になるとコロス」的な遺書が…。

ココまでは別に何も不思議にも思わない。
で、黒木瞳は
尾上菊之助ラブって感じで死んじゃったわけで、
井上真央ちゃんも
尾上菊之助ラブって感じのまま殺されちゃったわけでしょ?

尾上菊之助が他の女と一緒になるのが許せない黒木瞳ってのはわかる。
それで井上真央ちゃんを殺させたわけだからね。

井上真央ちゃんも尾上菊之助が好きで一緒になりたいってのもわかる。
それでもいかなる理由があろうと
尾上菊之助に殺されちゃったんだけどさ。
これを、どういう風に受け止めるかで印象は違うとは思う。

黒木瞳は尾上菊之助と一緒になる女を呪う。
井上真央ちゃんは
自分を殺した尾上菊之助を呪うとか、尾上菊之助と一緒になろうとする女を呪う、もしくは黒木瞳から守るのどれかになると思うんだよね。

井上真央ちゃんは守るというのは無かったようだけどさ、
どっちにしても黒木瞳も井上真央ちゃんも
尾上菊之助を自分だけのものにしたいと思うんだよね。
それなら
尾上菊之助を巡って二人が戦うとかさ、尾上菊之助と一緒になった嫁と三つ巴を繰り広げるとかさあると思うんだよね。

もし、井上真央ちゃんが殺されてから出てこなければしっくりくるんだけど、
中途半端に尾上菊之助を殺そうとするんだよなぁ。

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